経営相談師の機(ハタ)です。
先日、愛車(23年も乗り続けている今時珍しいマニュアルシフト車)を
車検に出しました。その時にあった事(顛末)をブログネタにしました。
前回と同様、記憶が定かでない箇所は、多少の脚色が入っております。
ハ:E社さんですか。自家用車を車検に出したいのですが、支払いに
クレジットカードを使用できますか?
E:整備費用には使えますが、自賠責や自動車税等の法定費用は、現金で
支払ってください。
ハ:えっ?前に車検を頼んだところは全てカードが使えたんですが、法律が
変わったのですか?
E:いや、法定費用はそちらに代わってウチが支払うので、その分は現金で
頂くことにしています。年式が古いので、6万円弱になると思います。
※私は普段から現金を持たず、ほとんどクレジットカードで買物をしています。
なので釈然としないまま、翌日銀行まで足を運んで現金6万円を用意しました。
約束の時刻にE社の工場に行くと、3人の整備担当者がいた。工場の
前に車を停めて、待つこと数分。誰も「いらっしゃいませ」と声をかけない。
業を煮やして「すみません、昨日車検の約束をしたハタですが」と、こちら
から声をかける。
「奥のテーブルで待っててください。係の者が来ます」との事で待つこと
5分以上。腹に据えかねて、「すみませーん、ずっと待ってるんですが!」
と叫ぶと、ようやくチーフらしき小太りの年配がやってくる。
ハ:昨日、この時刻に来ると言った筈です。お客さんを待たしていいんですか?
E:ああ、すいません。昨日6万円と言いましたが、正確には67,680円です。
ハ:えー、6万円でお釣りが出ると思って、現金は6万円しか持ってきてないです。
E:あ、いいですよ。じゃ、6万円をお預かりします。これが預かり証です。
※「6万円の預かり証」と言われた時点で、かなりの違和感を感じましたが、
この時はそれが一体何なのか、わかりませんでした。そして3日後の引き渡し日。
営業開始時間を聞いており、その時間直後に工場に行くが、今度は誰もいない。
「すいませーん、すいませーん」と何度も大声を上げて、ようやく例のチーフが
現れる。
E:全部で98,370円です。6万円先に頂いてますから、残金38,370円です。
カードでお支払いできます。
ハ:ちょっと待ってください。6万円は領収証ではなく「預り証」になってますから、
まず返してください。その上で98.370円全額をクレジットカードでお支払いします。
E:前にも言ったように、法定費用は現金で頂くことになっています。
ハ:話が矛盾してますね。法定費用は67,680円なのに、6万円しか現金が無い。
本当は7,680円の現金不足なのに、あなたはそれも含めて残金をクレジット
カード払いにできると言っている。では「法定費用は現金で頂く」という言葉に
どこまで拘束力があるのですか?
E:・・・・・・
ハ:もし先の6万円が預かり金ではなく、支払金だと仮定した場合でも、次のよう
な解釈ができます。私は残金38,370円の支払いに対して、98,370円をカード
で払います。そうすれば、現金で6万円の「お釣り」を貰えますね?
E:・・・(しばらく沈黙が続いた後に)・・・わかりました。現金6万円はお返しします。
ハ:ところで全体費用が10万円以下と安いのは嬉しいのですが、交換部品とか
無かったのですか?
E:いえ、ありません。サービスでオイル交換はしましたが、部品の交換は無いです。
ハ:もう23年乗ってる車ですよ。前に車検を受けたときも、どこかの部品が減ってる
から気をつけてくださいと言われた記憶があります。車検の所見を聞かせてください。
E:特に何も無いと聞いています。。。
ハ:検査の所見が何も無いなんて、そんな馬鹿な!本当に検査したんですか?
私は、今後2年間あの車に乗ってて、大丈夫なんですか?
E:今後2年間なんて・・・。あくまでも、その時点で検査した結果なので・・・。
ハ:一事が万事と言います。お客様を待たせるなんて、もっての他ですね。
お客様対応というか、サービスの改善を一から考えた方が良いですよ。
※もう2度と、この会社を利用することは無いと心に決めたのは言うまでもありません。
この会社は、大切なお客様をまた一人失ったのです。
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