コンビニより多い店舗

経営相談師の機(ハタ)です。

皆さんは、コンビニより多い店舗がどのくらいあるか知ってますか?

起業・開業する場合の立地条件として、競合がどれくらいあるか把握

しておくことは重要です。特に、コンビニより多い店舗の業種の場合

は、近隣のお店との差別化を図ることが必須となります。

というわけで、ちょっと気になったので、調べてみました。

 

「コンビニより多い店舗」とgoogleで検索をかけてみれば、すぐに

わかるのですが、統計の仕方によって数が分かれるようです。

以下は、ざっくりこんな感じということで丸めた数字(2015年秋頃の

全国店舗数)です。

 

 コンビニ    53,000

 調剤薬局    57,000

 酒屋      62,000

 歯科医院    69,000

 喫茶店        71,000

 スナック    80,000

 クリーニング店   114,000

 美容室       231,000

 

調剤薬局は、最近増えてきた店舗ですね。病院の近くの立地が絶対

条件で、複数の店舗があってもそれなりに存続できるのは、それだけ

病人が増えているということなのでしょう。ちなみに、ここで薬の

使い方を教えて貰うのは、無料サービスではありません。気がつかない

うちに「薬剤服用歴管理指導料」という形で保険点数(料金)に反映され

てるので、支払明細で確認してみてください。

 

お酒は、コンビニでも買えるようになってきたのに、店舗数で健闘して

いるのは、スナックつまり飲み屋さんが多いことと関係していると

思われます。つまり個人経営のスナックは、地元の酒屋さんとの

お付き合いでお酒を仕入れているケースが多いのでしょう。

 

歯科医院も調剤薬局と同様に、最近新しい店舗が増えてますね。

歯科医院は、医療機関というよりは、エステサロンみたいな感じ

になってます。洗練された店舗、綺麗な歯科衛生士さん、充実

したカウンセリングなど、もはやサービス業化しています。

 

喫茶店は、スタバやドトール、タリーズなど、大手コーヒー

チェーン店の展開で店舗数が増えてきたものでしょう。その一方

で、昔ながらの個人経営のコーヒー店の経営は厳しい環境に

追い込まれているのではないでしょうか。

 

クリーニング店もたくさんあります。ここもチェーン化が進んで

おり、個人経営のクリーニング店は、固定客がいるか、余程の特色が

あるかしない限り、低価格化の波に呑み込まれてしまいます。例えば

私の場合、すぐ近くのクリーニング店では、Yシャツが1枚170円

です。少し離れた店舗では、130円、かなり離れた店舗では、

なんと100円です。で、結局一番安いところに、しかも一度に

数をまとめて出すことにしています。この店舗は駐車場が無いの

ですが、すぐ近くに無料駐車場を備えたスーパーがあるので、

車で預けに行っています。まさに価格と立地条件の勝利ですね。

 

そしてダントツの美容室。コンビニが1店あれば、その周りに4店

もの美容室がある計算になります。過当競争の真っ只中という環境

と言っても過言ではありません。どこの美容室に行っても、そんな

にメニューは変わりません。結局たまたま感じの良いスタイリスト

さんに担当してもらったとか、そんな単純な理由でお店を選んで

いることが多いようです。過当競争になると割引券の発行や割引

キャンペーンなど、すぐに低価格化路線に走りがちです。しかし、

こういう環境に置かれているお店ほど、確固とした経営戦略から

導かれるマーケティング手法を駆使する必要があります。

 

私は、ある美容室チェーンのオーナー社長に頼まれて、一時期

アドバイザーをしていたことがあります。その際にサロン経営の

いろいろな知識を習得しました。それに関しては、このブログで、

少しずつ披露していく予定ですので、ご期待ください。